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ゲイの教師が鬱病で休職し、復帰に向けて一歩一歩に全集中。教育/LGBTQ/鬱病/メンタルヘルス/心理学

人生の道は選ぶんじゃない拓くんだ

今までの人生、誰かが敷いた道を歩んできたでしょうか、自分で拓いた道を歩んできたでしょうか。

 

それは、どんな道でしょうか。

 

ぬかるんだ道、草が生い茂った道、コンクリートで舗装された道。

 

今はたくさんの道があります。親の影響、先生の影響、友達の影響、ネットの影響。いろいろな関わりや情報収集によって、選べる道がたくさんあります。

 

それもまた便利なようで不便ですね。

 

何万年も昔は道などなかったでしょう。あって獣道くらいでしょうか。

 

きっと生まれた瞬間はそんな感じだったんでしょう。

 

気付けば周りに道だらけ。若い頃、まだまだ好奇心旺盛で多感な時期。いっぱいいっぱい岐路に立ち、迷いに迷ったことでしょう。

 

どの道この道、自分が選んだ道。泥沼だろうと坂道だろうと、ここまで歩いてきたことは確かです。

 

もしかしたら誰かに敷かれた道なのかもしれません。

 

でも、その道を歩くと決めたのは自分です。

 

自分を責めているようですが、ここまで歩んできたことは確かです。本当によく頑張りました。

 

この先、どんな道があるでしょうか。

 

その道は、誰かが敷いた道でしょうか。自分で拓いた道でしょうか。

 

変化に富んだ時代。思いがけないことが平気で起こる時代。

 

自分で道を拓いてみたいと、ふと思いました。

 

それは、地道な作業です。草をむしり、土をならし、一歩一歩チマチマと整えていくんです。

 

そんなことをしているうちに一緒に草をむしってくれる人が現れるかもしれません。

 

重機を持ってきて、ガガガーっと整備されるかもしれません。

 

花を植えてくれるかもしれません。

 

道でウンコする、とんでもない人もいるかもしれません。

 

最後まで、一人かもしれません。

 

他人の期待に応えようとしていた自分、嫌われないようにしていた自分。それは、他者への”近道”だったのかもしれませんが、自分にとっては、いばらの道でした。

 

急がば回れ

 

どんなに遠回りをしても、自分で拓いた道は一番望ましい他者へのアプローチです。

 

イメージしてみると勇気が湧きます。

 

目の前に広がる大草原。

 

これから好きなように道を拓くことができるんだ。

 

そんな気持ちでこの先を歩んでみると楽しいのかもしれません。

 

人生の道は選ぶんじゃない拓くんだ

 

心に浮かんだ今日の一言。心にとめておきます。