ゆっくりゆっくり

ゲイの教師が鬱病で休職し、復帰に向けて一歩一歩に全集中。教育/LGBTQ/鬱病/メンタルヘルス/心理学

ビービー泣きわめいた夜

休職してから3ヶ月、自分の気持ちと向き合いながら、そして折り合いをつけながら過ごしてきました。

 

見方を変えたり、自分の気持ちを受け止めたりして、自分なりに心を落ち着かせてきました。

 

ここ一週間は、どうも調子が良くなく、鬱々した不安や怒りのようなものがずっと頭の中を駆け巡っていました。

 

職場の上司に対する、分かってほしい気持ち、怒りが沸々と沸きでて、今にもLINEを送ってしまいそうな衝動に駆られていました。

 

ごめんね、もう限界

相方にLINEを送って吐き出した第一声でした。

 

上司にLINEをするのはやめた方がいいとの返信の後、すぐに電話がきました。

 

しばらくの沈黙。すすり泣く僕。

 

一つ一つ順を追って、しんどい気持ちを吐き出しました。

 

自分のことを大切に思えない。

 

上司に文句を言うことで、結果自分に返ってきて後悔することも分かっている。でも、いいんだ、自分はそのくらいクソな人間で、自分を傷つけたいんだ、と。

 

相方には、いつも笑いながら「しんどいねんで~」なんて言っていました。でも、分かってくれていないような気がして、でも、困らせたくないから無理して笑っていて。

 

気付けば、薬を大量に飲みたいとか、車で単身事故を起こしたいとか、そんなことを考えるようになっていて、そんくらいしないと自分のしんどさは分かってもらえへんのやと思っていました。

 

ぜーんぶ吐き出しました。

 

全身の痺れを伴いながら、呼吸に苦しみながら、むせ返りながら、嗚咽しながら、今まで出したことのない自分を相方にぶつけました。

 

途中で口を挟むことなく、最後まで静かに聞いてくれました。

 

この数ヶ月間、溜め込み続けた恨み辛み苦しみを感情全開で吐き出しました。

 

みっともないことありゃしない。こんなの初めてです。

 

でも、心のドロドロしたものがストンと落ち、一気に力が抜けました。

 

一夜明け、久々に波風のない心の内。すごく静かです。

 

僕は、ずっとこれができなかった。でも、できた。

 

これを受け止めてくれる相方に出会えたことに感謝です。

 

僕の体調に異変が出始めたころから付き合い始めた彼氏です。何かの運命なのかもしれません。

 

早く元気になって、お返しをしたいなと思います。きっとこの調子でいけば、この先良くなる一方。楽しいこと間違いなしなのではないでしょうか。

 

ビービー泣きわめいた夜。

 

少しでも多くの人が、自分の心の内を思い切り吐き出せますように。そして、少しでも多くの人が、受け止めてくれますように。

 

もっと、気持ちを楽に生きよう。

 

もっと、自分の心を癒してあげよう。

 

また、一歩を踏み出そう。

 

そんなことを思った夜でした。