ゆっくりゆっくり

ゲイの教師が鬱病で休職し、復帰に向けて一歩一歩に全集中。教育/LGBTQ/鬱病/メンタルヘルス/心理学

僕、うつ病LOVEですよ。

みなさんは、鬱病についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。

 

「僕、うつ病LOVEですよ。」

 

これは、友達から言われた一言です。鬱病になる人は、すっごく頑張り屋さんだし、相手の気持ちもよく分かる優しい人が多いんです(^-^)とのこと。

 

鬱病と診断されて、人と会うのが嫌に感じたり、人との違いに苦しんだり…そんな気持ちを抱えていた僕の心がスッと軽くなる出来事でした。

 

うつ病の人って…

実は、僕の母は25年間もの間、鬱病と向き合っています。だから、僕からしたらわりと身近には感じていました。でも、それが友人や同僚だったらどこまで寄り添うことができるんだろうと思います。

 

もしかしたらこのブログのタイトルを読んだ人も「どんな悲観的な話が繰り広げられるのか」「うわぁぁぁ、めっちゃ暗そう」「読んでてしんどそう…」なんて思っているかもしれませんね。

 

うつ病という診断の有無

どんな病気でも、病名がつくということは、メリットとデメリットがあります。メリットは、自分の不調が病気であったという安心。つまり治せるってこと。デメリットは、自分が病人という枠に入ってしまう孤独感というか疎外感というか。

 

 

検査の数値のように白黒はっきりしないのが精神疾患の厄介なところです。だから、一概に鬱病と言っても、日常生活が困難な人、社会生活が困難な人など様々です。自分でも分からないグレーゾーンを漂っている人もたくさんいるはずです。

 

 

僕は3ヶ月前、鬱病と診断されましたが、限りなくグレーゾーンに近いと思っています。

 

うつ病と診断された僕がブログをするわけ

自己紹介にも書きましたが、まずは自分の気持ちを整理するためです。それに加えて、多くの人にメンタルヘルスについて知ってもらいたいですし、LGBTQ当事者の思いや教育の在り方などを共有できたら素敵だなと思っています。

 

だから、あまり鬱々としたことは書きません。読む人が鬱々とした気分になっても困りますから(笑)

 

「それなら鬱病ちゃうやろ!」

 

そうです。少なくともここでブログを書いているうちは症状は抑えられています。また、症状が思わしくなくても、吐き出すというより、少しでも読者の方に伝わる文面になるよう心掛けています。

 

 

少しでも「うつ病LOVE」が増えることを願って

自分で言うのも変ですが、鬱病なった今では「僕、ホンマ頑張ったなぁ!」って褒めてやってます。期待以上の仕事をしようとしていたこと、周りに気を使いまくっていたこと、僕がやってきたことは決して無駄じゃなかったって思えるようにトレーニング中です。

 

鬱病が身近でないと感じている方もいると思います。僕も母が鬱病でありながら、その一人だったのかもしれません。自分で自分を癒すこと、メンタルヘルスの大切さが今となって分かってきました。

 

こうなってしまったら治すしかないのです。ただ、再発率の高い病気であることも心に刻んでおかなければなりません。

 

鬱病の人は、本当によく頑張ってきたんだと思います。再発するのはまた頑張っちゃうからなんでしょう。周囲の目が怖くて不安でたまらないんでしょう。

 

だから、「うつ病LOVE」が社会に広まればいいなって思います。鬱病になっちゃったって言えて、頑張ったねって受け止めてもらえて、静かに一緒にいてくれる人が少しでも増えることを願っています。