インナーチャイルドと遊んじゃおうぜ
インナーチャイルドは、「内なる子ども」と訳され、「傷ついた子どもの心」のことを指すと言われています。「子どもの頃の思考パターンや習慣」を指すこともあります。
大人になっても成熟した考えができない一面をアダルトチルドレンと言います。
僕のインナーチャイルド
アダルトチルドレンは、幼少期の親からの虐待や辛い経験が原因とされています。しかし、僕はそんな経験はありません。ただ、思い返せば僕の寂しかった思い出である”孤独”がインナーチャイルドとして残っているのかなと思っています。
僕は、とにかく甘えるのが下手くそでした。辛いときに辛いと言わない。助けて欲しいときに助けてと言わない。気付けば、どんなときも一人でなんとかしようと必死でした。
「しっかりしてるね」「真面目だね」「芯が強いね」…そんな言葉が、僕の”孤独”に拍車をかけていたように感じます。
いつもと違う涙
つい先日、仕事での辛い過去を思い出していました。自分のことを分かってもらえなかった。突き放された。受け止めてもらえなかった。今となっては、相手に期待しすぎですし、自分が未熟であったと思っています。
でも、辛かったものは辛かったです。当時は鬱々とした思考がグルグルと渦巻いて、どうにもならなかったのです。誰かにすがることしかできませんでした。
そんな過去から自分ばかり責めて責めて責めまくっていた数ヶ月。しかし、今回は「僕、辛かったよな。大変だったよな。」と、過去の自分を優しく癒しまくってみました。
する自然と涙がいっぱいあふれてきました。心がスーっと軽くなるような、ドロドロしたものが洗われるような思いでした。
インナーチャイルドと遊んじゃおうぜ
自身のアダルトチルドレンの問題と向き合うためには、インナーチャイルドを癒すことが大切と言われています。
辛かった過去、傷ついた過去をもう一度見直し、当時癒されなかった心をもう一度癒してあげます。専門家によるセラピーもあるようです。
先日の出来事は、インナーチャイルドの癒しに近いものがあったなと感じました。
自分の心を傷つける涙ではなく、自分の心を癒す涙。
僕は勝手に「インナーチャイルドと遊んじゃおうぜ」って言っています。僕の最近のハマりフレーズで、自身のメンタル記録ノートにも大きく書いています。
子ども心は健康の証
いい意味で子どもな一面を表に出せる人は、健康的なのかなと思います。変に偏ったオトナを演じている人は、インナーチャイルドの裏返しなような気がします。
「インナーチャイルドと遊んじゃおうぜ」
自分の傷ついた心に素直に向き合って、いっぱいいっぱい遊んでやってください。自分のこと、もっと好きになれるはずです。